罹りやすい人

悩む女性

特徴を知る

強迫性障害に罹りやすい人というのは、その人がどういう性格を持っているのかが関係してきます。まずどんな物事に対しても常に完璧を求めている人です。例えば家の掃除中「隅々まで綺麗にしたい」と思ったり、仕事中「定時までには絶対に全部終わらせておきたい」と考えるなど。このような人が完璧を求めるのは、物事を中途半端にしておくことに不快感を感じるのが原因のようです。また物事を大きく考える人、ほんの小さなことでも真剣に受けとめてしまう人です。そのような人はつい考えすぎてしまうクセがあるので、それがストレスをどんどん体に溜め込んでしまう原因を起こしてしまいます。さらに曖昧な表現を嫌う人など、どんな物事でも常にハッキリさせておかないと気が済まない人です。少しでも物事が曖昧になるだけで落ち着かない気分になってしまうのです。他にも自分を強く責める人も当てはまります。何らかのトラブルが起きた際、必要以上に自分を強く責める人です。そのような人は自分自身が背負う責任を深く受け止めているという特徴があります。何か悪いことを考えた時「そうなるかもしれない」という思い込みを持つ人で、気持ちが落ち着いている状態で物事を考えることが出来なくなっています。そして社会人の人に多いのが常に自分の感情を制御したがる人です。そうしないと嫌な気持ちになってしまうからです。

キッカケで起きる

必要以上に心配になったり、物事を深く考えすぎてしまうというのは少なからず誰にでもあります。ですが、そのような性格を持っているからといって、全員が強迫性障害に罹るというわけではありません。中には、これらの性格を逆にポジティブとして活かし、社会生活に役立てようとされている方もいらっしゃいます。強迫性障害に罹ってしまうのは、とあるキッカケに遭遇し、それに対して不安を段々と大きくさせてしまうことが原因となり、最終的に強迫性障害へと発展してしまう場合もあるのです。

人口で見た場合

強迫性障害に罹る人の割合は、一般的な人口の場合約3%と言われており、これは男女と比べても等しい割合になるようです。ただ年齢で見ると、男性の場合6歳~15歳までになり、女性の場合20歳~29歳までとなるので、年齢で比べると大きな差があるのが分かります。

恥ずかしいと思う人

中には、強迫性障害に罹っていることに自覚を持っている人がいらっしゃいますが、自分が強迫性障害に罹っているという事実が恥ずかしいと思い、それをひたすら隠している人も少なくありません。強迫性障害に罹ってから治療に専念するまでの期間が7年となっているのも、これらの気持ちを持ってしまっているのが原因のようです。でも、強迫性障害に罹ることは決して恥ずかしいことではありません。勇気を持ち、しっかりと診断をしてもらうことが大切になります。勇気さえなくさなければ、強迫性障害を克服する道への第一歩となるのです。